令和7年6月18日、第217回通常国会において「社会保険労務士法の一部を改正する法律案」が参議院で可決・成立し、第9次改正が実現しました。これは全国社会保険労務士会連合会および政治連盟が最重点課題として進めてきたもので、以下のような現代的ニーズに対応するものです。
改正の背景と目的：
- 急速な少子高齢化、就業構造の変化により、働き方が多様化。
- 高齢者・女性・障害者・外国人など、多様な人材活用が必要に。
- 人的資本への投資が企業経営の鍵に。
改正のポイント：
- 社会保険労務士の使命の明確化
→ 働き方の多様化に対応し、専門家として企業と働く人の橋渡しを担う存在であることを法的に明示。 - 労務管理への専門的支援の強化
→ 労働環境の整備や個人の尊厳の保持に貢献。 - 社会保障の向上と持続可能な社会の実現への貢献
→ 労務・社会保険の両面から福祉の向上に寄与。
この改正により、社会保険労務士がより広く、かつ深く社会に貢献できる制度的な基盤が整備されました。
この改正を受け、事業者の皆様に寄り添える社労士として、ますます発展していきたいと存じます！
提出法律案のＰＤＦファイルは、こちらでご覧いただけます。
